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講演会「患者さんを笑顔にする テレロボット医療現場DX」

実施報告

講演会にご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。
多数の学生・教職員・地域医療機関等の皆様に来場いただき、クリストファーズ社長のご講演とテレロボットtemiとkubiのデモンストレーションは大変興味深く、最新の技術が医療等にどう活用されていくのか、深く考えさせられる催しとなりました。

日時:2025年11月21日(金)15:10-16:40
テーマ:「患者さんを笑顔にするテレロボット医療現場DX」
クリストファーズ クリスフランシス先生(iPresence株式会社 代表取締役社長)
<出席者>:106名
(本学学部生(1~4年生):57名/大学院生:4名/教職員:29名/学外参加者:16名
クリストファーズ クリスフランシスさん・小林さん(iPresence):計106名)
 
【講師:クリストファーズ クリスフランシス先生】
 クリストファーズ先生の会社(iPresence株式会社)は、大阪万博にも参加。Ai搭載のテレプレゼンスアバターロボット「temi」により、入院など外出が困難なこどもたちが万博を遠隔体験することを実現し、「第1回 EXPO INNOVATION AWARD」を受賞。
今回はクリストファーズ先生を招き、「患者さんを笑顔にするテレロボット医療現場DX」をテーマにご講演いただいた。
 
【主な講演内容とそのポイント】
・ロボットの導入により、医療や教育の現場でのコミュニケーションや話す機会も増えるなどの良い効果が期待できることを実際の導入事例から説明。
・今までのビデオチャットでは見えることができなかったことを実現するため、遠隔操作で360度自由に動かせることができるロボットを開発。相手の生活空間に自分がいるように感じさせてくれることを可能にした。
・看護師の業務の中で、ロボットが担うことで部分が患者さんと向き合う時間が増えることを可能にできる。
<医療・教育>(事例)
 ⇒入院中の小児がんの高校生が今までタブレットで受けていた授業からアバターロボットを介して授業に参加したことで受け身になっていたことから自分が主体となって好きな場所を歩き回り、友だちと交流できるようになった。
 ⇒ビデオチャットをしながら歩き回る自走式ロボットは、医療・介護業界の人材不足により、夜間の定期的な巡回や緊急時の迅速な対応ができないという問題を解決するために開発された。人に代わって夜間の巡回を行うことや日中は家族がアクセスすることで患者さんと会話(面会)をすることを可能にした。
 
・講演会終了後、市立敦賀病院へ向かい、病院内で2台の「temi」のデモンストレーションが行われた。野ツ俣先生(事業管理者)、新井先生(病院長)、小堀看護部長をはじめ、50名を超える職員の方が、実際に「temi」を見て触って、興味深く体験されていた。

講演会日程

【テーマ】
患者さんを笑顔にするテレロボット医療現場DX

【講 師】
iPresence株式会社 代表取締役社長
クリストファーズ クリスフランシス 氏
(Christophers Chris Francis)

【開催日時】
2025年11月21日(金)15:10~16:40

【会 場】
敦賀市立看護大学(福井県敦賀市木崎78-2-1) ※駐車場有

【申込フォーム】※Microsoft Forms

【主催】
つるが発 次世代看護あり方研究会
(お問合せ先:敦賀市立看護大学 総務企画課)

「患者さんを笑顔にするテレロボット医療現場DX」講演会企画について

企画趣旨

 あらゆる分野でDXによる効率化が進められています。労働力全般が不足している中、特に医師のタスクシフトの影響を強く受けている看護師は、医療処置に手を取られるため、患者さんの日常生活ケアの時間を取ることができません。看護師の業務のなかで、人がかかわったほうがいいのは看護師自身が行うべきですが、そうでない業務の中にはロボットや自動化したシステムが担い、効果を上げるものがあります。デジタルヘルスのシステムによって、診断技術のサポートやモニタリングによる急変予測も可能です。
 テクノロジーによって、医療はどう変わるのでしょうか?未来の病院はどうなっているのか?看護を必要な人にもっと集中的に届けるために、テクノロジーをどう活用できるか、ロボットが入り込むことによって、無機質になるのではなく、むしろ血の通った看護になるということについて考えます。

講演テーマについて

 医療DXとして語られるものにはさまざまな種類のテクノロジーがあり、診断、手術、データ解析など幅広い領域で用いられています。特にロボットは、労働力不足を補い、その分私たちは、より専門的な知識のサービスと患者に提供することが可能になります。ロボットというと、人間的なふれあいができないことの懸念がありますが、むしろロボットの導入によって、医療者患者間のコミュニケーションが革新になり、また話す機会も増えるなどの良い効果も期待できます。ロボットに限らず、テクノロジーをケアの延長として使いこなすにはデバイスの特徴とケアとは何かをよく知っている看護師が必要です。テクノロジーと共存する時代の新しい看護について考えます。

講師:クリストファーズ クリスフランシス氏について ※iPresence株式会社のホームページより

 1980年生まれ (神戸市)。14歳で家族で渡英。
 大学前のGAP Yearではインド南部で障害者の子供支援のボランティアとして従事。英シェフィールド大学では建築を学び、建築設計士、デザイナー、人材コンサルタントとしての仕事を経て世界最大手の外資系遠隔コミュニケーションサービス企業の西日本拠点(大阪・名古屋)の立ち上げから全国の営業統括を行う。その後新たな遠隔コミュニケーション方法であるテレプレゼンスアバターロボットという概念と出会い、2014年に日本初のリモートプレゼンススペシャリスト企業『iPresence合同会社』を立ち上げ、2023年に株式会社化を果たした。
 遠隔空間にロボットアバターで、バーチャル空間にデジタルアバターで存在でき、多空間をアバターからアバターへ瞬間移動できることで実現される人のコミュニケーション能力拡張体験を教育から遠隔医療、テレワーク、ハイブリッドイベントまで幅広い分野でサービス化していく概念『Teleportation as a Service』を打ち出し現在事業拡大中。
 2021年には最もシンプルな形のアバターロボット『動く電話テレピー(Telepii)』のクラウドファンディングを成功させ、2021年夏から量産販売も開始。ANA AVATAR XPRIZE Semi-Finalist。

つるが発次世代看護あり方研究会とは?

 大学と地域がともに育ち、人々の健康と福祉の向上に資するため、次世代看護の役割を議論し、教育研究と地域貢献活動の更なる発展に繋げる機会とすべく、内布敦子学長が発起人となり、2024年4月に立ち上げた研究会です。本学看護系教員を中心メンバーとして、地元創成看護や看護ケアの本質について学びを深め、併せて地域と協働した活動を積極的に展開したいと考えています。
テレロボット医療現場DXチラシ

フライヤー

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