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ChatGPT等の生成系AIの利用に関する注意喚起
2023-06-16

2023年6月

学生・教職員の皆さんへ

 

ChatGPT等の生成系AIの利用に関する注意喚起

 

学長 内布敦子  

 

ChatGPT等の生成系人工知能(以下、生成系AI)が注目を集めています。ChatGPTを含めた生成系人工知能技術を上手に利用することで、私たちの生活をより便利に豊かにする可能性があります。しかしながら、その利用には注意が必要です。効率的な情報収集、自分のアイデアの活性化などのために、節度を持って賢く利用することが大切です。

 

  • 提供された回答の真偽を確認する

生成系AIは人間と同じ判断力や思考能力を持っておらず、情報を盲目的に信頼することは危険です。生成系AIは学習に使用されたデータに基づいて回答を生成するため、誤った情報や倫理的に問題のある情報が含まれる可能性があります。利用者は情報を確認し、批判的に評価する必要があります。自己の責任において利用することを心がけ、回答の真偽を信頼できる情報源から確認してください。

  • 自分自身の力で考えること

生成系AIは質問すれば数十秒程度で何らかの回答を示してくれます。そのため、自分で調べたり考えたりする能力や、人とのコミュニケーションスキルが低下する可能性があります。生成系AIはあくまでも情報を提供するツールであり、あなた自身のコミュニケーション能力や問題解決能力を向上させることはできません。情報を取得する際には、複数の情報源を参照し、自分自身で考えることが重要です。なお、学位論文や課題レポートなど単位に関連する提出物にAIによって生成された文章をそのまま用いることはできません。

  • 情報モラルとセキュリティに注意する

生成系AIに入力した情報はデータベースとしてそのまま蓄えられ、他者に利用される可能性があります。個人情報や機密にあたる情報(例:個人のプライバシー情報、未発表の論文等)を入力してはいけません。

 生成系AIが出力した情報(文章や画像等)には、他者が著作権を有するものが含まれている可能性があります。得られた情報に著作権のある文章、画像等が含まれていた場合、そのまま利用(転写等)することは著作権法違反となるため、出典や引用元などを確認して他者の権利を侵害しないよう注意が必要です。

 

この注意喚起内容は、生成系AIの今後の開発状況等を見て、修正することがあります。
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