本学では、教育の特色として2点のことが挙げられます。
1点目は、大学で看護を学ぶ上で必要な学習目標を明確にするために、看護キャリアゼミⅠ・Ⅱを一般教養科目に配置しています。看護キャリアゼミⅠでは大学で学ぶことの意味を理解します。また、学習している内容と看護専門職の果たす役割との関連性を明らかにします。少人数のゼミ方式を通して、学生が学ぶ目的をもって学習できる環境を提供します。看護キャリアゼミⅡでは、将来のキャリア開発の道程と自己を活かすためのキャリア・デザインを形成していくために必要な学習の機会を提供します。
2点目は、地域のニーズに応えた応用看護科目の設定です。本学では、わが国における現代の医療制度、人口構成、世界環境などを鑑み、地方都市の拠点として住民のニーズに応えることを目指しています。そこで、領域別の看護学科目のほかに、3つの応用看護分野から学生の関心の高い分野を選択し、学習を深め、将来のキャリア開発に役立てられるような学習機会を提供します。
応用看護分野とは、救急や災害時に生命を救い健康を守る『救急・災害看護学』、在宅看護から地域創生を考える『在宅看護学』、住民の健康づくりを支援する『地域看護学』の3つの分野です。地域看護学を選択した学生(各学年20名程度)は、卒業時に保健師国家試験受験資格を得ることができます。


看護実習
看護実習は、敦賀市内の施設を中心に行っています。
1・2年次の実習は、医療施設や介護施設で実施します。
3年次の実習は、領域ごとにそれぞれの対象に合わせた施設(医療施設、介護施設、訪問看護ステーション、助産院、保育園)に分かれて行います。
4年次の、統合看護や応用看護の分野別実習では、保健センター等も加えた実習を行います。

■市立敦賀病院

■国立病院機構敦賀医療センター

■泉ヶ丘病院

■敦賀市健康センター

■公立小浜病院

■レイクヒルズ美方病院
