令和5年10月５日（木）、敦賀警察署が「福井県警察大規模災害業務継続計画」に基づき、大規模災害等の発生により庁舎の機能が喪失し、又は喪失するおそれがある場合に警察業務を継続するための代替施設として本学施設を利用する協定を締結しました。警察署が大学と同様の協定を結ぶのは県内で初めてとなります。

　今回締結したのは「災害時等における施設利用に関する協定」です。これにより、警察署が災害時に本学の教室を指揮所として利用することや災害派遣部隊の集結地及び宿営場所として駐車場・中庭等を利用することが可能となりました。今後は、実際に本学において機能移転訓練なども行われる予定です。 

　本学校舎が高台にある強固な建物であり、かつ、広い敷地を備えていることから、敦賀警察署より協定締結の依頼があり、実現しました。 

　本学は、救急・災害看護研究センターをはじめとして、救急・災害看護の教育研究に力を入れており、体育館は、敦賀市の指定避難所にもなっています。今後は、訓練に学生や教職員が参加するなど、教育的連携も図っていきたいと考えています。