第2回TJN(つるが発次世代看護あり方研究会)勉強会 Report
日 時:2024年8月20日 18:00~20:00
テーマ:「東日本大震災から我々が学ぶべきこと~放射線の正しい理解~」
講 師:徳永日呂伸先生
会 場:敦賀市立看護大学 第1会議室
参加者:内布、道重、山崎加、佐々木、池原、濱園、井上、伊部、野々山、岡本、伊東、川口、鈴木、野沢、横山(書記)、 山崎(事務局)、高橋(事務局)、西川(保健管理室)、四方
【徳永先生レクチャー】
2011年東日本大震災で福島原発が事故を起こした際の救急医療の専門家として、特に放射線災害への対応を実際に沿って教えていただいた。また、実際に、どのような種類の放射線があって、救命の立場で何に気を付けなければならないのかといったことを具体的に教えていただきました。
主な講義内容
・放射線の知識に関すること
(参照)放射線医学総合研究所(放医研):(https://www.qst.go.jp/)
原子力安全研究協会(原安協):(https://www.nsra.or.jp/)
Radiation Emergency Assistance Center/Training Site(REAC/TS):(https://orise.orau.gov/reacts/index.html)
ポイント
・「原発を抱える土地の住民として、特に医療従事者として、放射線、特に原子力発電所に何か事故が起きた時にきちんと対応する力をもっていたい」
・「放射線の基礎知識を持って医療職として対応する基本を身につけてほしい」
・「敦賀の地で『放射線を正しく理解して正しく恐れる』ことが大切である」
・「日本にある54基ある原発のうち15基は福井県にある」
・「放射線と放射性物質のちがい」と「被ばくと汚染のちがい」について
今も営々として続けられている福島原子力発電所の廃炉作業に多くの人が従事しておられることを忘れないで、関心を持ち続けたいと思います。災害に備えるには正しい知識とそれをいつでも使えること、大事だなと痛感しました。